昨年度秋学期に「幕末と同志社ー薩摩藩邸址にあってー」と題した企画展を行い、多数の方に観ていただきました。長い歴史をもつ京都にあって、この地に同志社があることを認識するのは、われわれの歴史をもまた新たにすることができるのではないかと考えたからであります。そのときの展示では幕末を主としたものでありました。今回は現在もまだ一部で続行中であるもののキャンパスの発掘調査が一段落したことをうけて、その成果を中心とすることによってさらに京都の歴史を遡った展示を企画いたしました。
花の御所から相国寺、さらに公家屋敷・町屋が立地しましたこの地を、出土した遺跡・遺物などから辿ってみて近代日本にいたる、まさに「京都の中の同志社」を展観してみようといたしました。
遺跡・遺物・書画などからどのような歴史を垣間見ることができるのか、その確たる像を十分に画くことはできませんが、今回の発掘は多大なヒントを与えてくれるものであると思われます。また、京都の近代化において同志社がどのような意味をもっていたのかということも考えていただけるのではないかと思います。どうぞ様々の思いをめぐらせてお楽しみいただきたく存じます。
なお、今回の展示テーマの趣旨に沿ったシンポジウムを12月17日に開催いたします。こちらの方にも足をお運びいただき、「京都の中の同志社」について語り合うことができればうれしく存じます。ご参加をお待ちしております。
最後になりましたが、今回の展示にご協力いただきました各位に厚く御礼申し上げます。
期間:2011年9月28日(水)~2012年1月31日(火)
閉室日:祝日、11月29日、12月23日~2012年1月5日
時間:10:00~17:00(土・日は16:00まで)
会場:Neesima Room(同志社大学今出川キャンパス ハリス理化学館2階)
入場料:無料
◆シンポジウム
「京都の中の同志社」
2011年12月17日(土)13:30~15:30
会場:同志社大学今出川キャンパス 明徳館1番教室
報告者:
鋤柄俊夫氏(文化情報学部教授)「公経と義満」
浜中邦弘氏(歴史資料館准教授)「公家社会と京都」
小枝弘和氏(社史資料センター社史資料調査員)「明治の近代化と同志社」
主催:同志社社史資料センター
共催:同志社大学歴史資料館
出陳協力:島津製作所創業資料館
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